
北海道作業療法士学会でポスター発表を行いました
訪問看護ステーションいろはす 作業療法士の大鐘です。
このたび、北海道作業療法士学会にてポスター発表を行いました。
一人ひとりに合った支援のために
訪問看護ステーションいろはすでは、お子さま一人ひとりの「得意なこと」と「苦手なこと」を大切にし、その子に合った支援を提供しています。
近年、発達に関する相談は増えていますが、専門機関の不足や検査・療育までの待機期間の長期化などにより、必要な支援をすぐに受けられないケースも少なくありません。
そこで当ステーションでは、作業療法士が知能検査「WISC-Ⅴ」を活用し、お子さまの認知特性や強み・苦手な部分を把握したうえで、一人ひとりに合わせた支援計画を作成しています。
また、作業療法士だけでなく、看護師をはじめとするスタッフが情報を共有し、ご家庭でも一貫した支援が行えるよう、ICT(情報共有ツール)や動画を活用した多職種連携にも取り組んでいます。
この取り組みにより、お子さまへの関わり方をスタッフ全員で共有でき、ご家族にも安心していただける支援につながっています。
今回の学会では、こうした日々の実践をまとめ、
「小児訪問看護におけるICTとWISC-Ⅴを活用した他職種連携モデルの構築と作業療法の可能性」
をテーマに発表しました。

発表者より
今回の学会発表では、多くの先生方と意見交換をさせていただき、現場における多職種連携の難しさや、それぞれの専門性をどのように共有しながら支援につなげていくかについて、多くの学びを得ることができました。
また、日々の支援の中で感じている課題は私たちだけではなく、多くの現場で共通していることを改めて実感するとともに、多職種がお互いの専門性を理解し、協力しながら支援を行うことの大切さを再認識する機会となりました。
今回いただいたご意見や学びを今後の訪問看護・リハビリに活かし、ご利用者様とご家族様が安心して生活できるよう、より質の高い支援を提供できるよう努めてまいります。
今後も、一人ひとりのお子さまとご家族に寄り添いながら、多職種で力を合わせ、地域に根ざした支援を続けてまいります。
トランスディシプリナリー・モデルとは
医療やリハビリ、看護など、それぞれの専門職が知識や技術を共有し、お互いの強みを活かしながらチームで支援を行う考え方です。職種の垣根を越えて連携することで、お子さまとご家族に一貫した支援を提供することを目指しています。今回の発表では、この考え方を取り入れた多職種連携の取り組みについて報告しました。

